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恋愛運について [恋愛運]

実占では、やはり恋愛の相談が多いので、
恋愛運の見方について。

友だちから恋人へ、恋人から夫婦へと
関係が進んでいかないという悩みがいちばん多いです。

ホロスコープでは金星(恋人)から月(妻)へ、
火星(恋人)から太陽(夫)へ、という流れを読みます。

やはり金星、火星が働かなくては、男女の仲には
なりにくい印象があります。
太陽、金星だと「好意を持つ」だけに留まりそうだし、
月、水星だと「話が合う友達どうし」、
火星、木星で「ビジネスパートナー」・・・。

実際に夫婦になるカップルはノードや地上座標が
関連している場合が多いです。

でも、まず相性を見るまえに、
自分と相手のネイタルチャートをしっかり読むことが大切です。

一般的には恋人から夫婦へ関係がステップアップすることが
多いように思われていますが、実際はそうではないケースも散見します。

恋人(金星・火星)から配偶者(太陽・月)は選ばない。

ある男性は、若くてキレイな東南アジア出身の女性と
付き合っていました。
料理が上手で、留守の間にびっくりするぐらいに隅々までピカピカに掃除してくれる、
今までに付き合った日本人女性とは比べものにならないくらい
気配りができて、とにかく尽くしてくれる。性格も良い。
自分と結婚したいんだな、という気持ちが痛いほど伝わってくる。

けれども、妻と恋人は別。自分はいずれ、しかるべき日本人女性を選んで
結婚するつもり。

この男性のチャートでは、金星が重苦しく(引っ込んだ場所にあり土星とアスペクト)
月は木星とイージーアスペクト、といった風に金星と月の状況に落差がありました。

不倫などで家庭を壊すタイプの男性にしばしば見られるのは
月-金星の90度ですが、月と金星があまりにも違うと
恋人と妻は別物と割り切っているので家庭生活と秘密の恋愛は
両立しやすいようです。

虐げられた金星を持つ男性に
虐げられた金星を持つ女性が引き寄せられ、
女性は自分の金星を使って相手の金星を演じます。

これが月が重苦しく、金星がゆるいと、
妻を虐げる。
釣った魚に餌はやらないタイプになります。
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出会った男性と意気投合し、付き合って半年程で結婚した女性。
びっくりしたのは、その女性の彼。

「僕は、キミがいずれ僕の奥さんになる女の子だと思っていたからこそ、
これだけのお金を出してあげていたんだよ。
キミもそのつもりでお金を受け取ったんじゃなかったの?」

彼女はその彼に大金を出させていたのです。

「(お金を)出してやると申し出てくれたから出してもらっただけで、
結婚するなんて、ひと言も言ってないし、
もともとそんな対象としては見ていなかった」と
彼女は言っていました。

前述の男性と同じく、当然ながら彼の結婚したいという気持ちに
気付いていたそうです。その気がないということを悟らせなかったのは
その方が都合が良いのと、エチケットの気持ちから。

チャートの中の太陽と火星の印象の違い。
彼女は金星も不安定。
目上の人から目をかけられ、
甘えが通りやすいタイプ。
しかし無邪気に好意に甘えていたツケが
思いがけないトラブルに発展することも。

彼のチャートは知りませんが、おそらく金星に問題があったのでは?
と思われます。プレゼントやお金を受け取ってもらえたら、
自分の気持ちを受け入れてもらえた、と考える人は
多いかもしれません。
けれども、その考えが通用しないケースはいくらでもあるし、
「これだけ尽くしてくれてるんだから結婚しないと悪いかな」なんて
負担に思う気持ちからその人を選ぶ方が不健康なように思えます。

これは良い悪いではなく、もともとカテゴリーが違うということなのです。
そういうチャートを持つ人はたくさんいます。
たくさん恋人がいても、「この人は夫(妻)だ」と
最初から明確に区別していることが多いものです。

相手や自分がどういうタイプか、
シナストリーを見るまえにチェックしておくことは
重要です。
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