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2022年6月の惑星パレードの占星術的な意味について [トランジット]

先日の講座で
「惑星直列の占星術的な意味に
 ついて聞かれたけれど、
 答えられなかった」
という話題が出ました。

なんでも聞かれますよね・・・
天体ショーに特別な
意味があるのか、というと
わからないのが正直なところです。

惑星が直列するとき
ホロスコープチャートでは
太陽と同じ半球に天体が
集まっています。
ステリウムを形成する
こともあれば、
そうでないことも。

あえて占星術的な意味づけを
するなら、今回の惑星直列の
ホロスコープは
「ロコモーティブ」という
パターンになります。
pp-1.jpg
ちなみに惑星パターンの研究は
マーク・エドモンド・ジョーンズ博士
によって提唱され、
占星家ジャンスキーによって
研究・メソッドとして
確立されたのだとか。

●スプラッシュ
●バンドル
●バケット
●シーソー
●ロコモーティブ
●ボウル
●スプレー
●ファソ
上記の8つのパターンに分類されます。

故ルル・ラブア先生の
『星占いホロスコープ入門』
から引用させて頂きますね。

「機関車に連結された列車
 のように、惑星が1個以上入る
 星座が7つ以上連結しているもの
 を言います。列車をぐんぐん
 引っぱって走る機関車のように、
 人生を力強くバク進するタイプ。
 この生まれの人は自分の力を
 意のままに発揮し、むずかしい
 仕事や課題に進んで取り組み、
 自分の意志で進めていくことを
 好みます。苦労が大きいほど
 大きく成長するタイプで、特に
 全惑星のリーダー役をつとめる
 左回り先端の惑星が強力であれば
 将来の希望達成も夢ではありません」

マーチ&マクエバーの
『アメリカ占星学教科書第4巻』に
おいても「このパターンのエンジン、
機関車を駆り立て行動へ向かわせる惑星
を決定することが重要である」と
述べられています。

時間を進めたとき、ハウスサインが
時計回りの方向に動きますが
そのとき先頭にありASCに向かって
他の惑星をけん引しているように
進むのがエンジン役をする
惑星です。
惑星パレードのホロスコープでは
冥王星がその役目になります。

冥王星が先頭でバク進していくって
一体どんな状況でしょう。
どこに向かっているのでしょうか。
冥王星は黒幕や地下活動などを
水面下で動く存在を指すので、
気が付かないままに引っぱられ
運命を共にしてしまう危険が
考えられます。

ポジティブに解釈すれば
過去から続く手ごわい問題に
向き合い、清算することができる。
解決の糸口を見つけ、過去を癒し
未来を変容させるエネルギーが
高まる時期といえそうです。


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