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ドラコニック占星術の起源について [占星術講座]

先日の講座で
「ドラコニック占星術の根拠って何ですか?」
というご質問を受けました。

ビクター・オリバー氏の著書
<Chasing the DRAGONS>では
ドラコニックゾディアックの歴史について
簡潔に触れられています。

ドラコニック発祥の地は
メソポタミア文明の中心地であった
古代都市バビロンです。

この学説の根拠となったのは
バビロニア古代占星術の
専門家であるCyril Fagan氏の
1950年発行<Zodiacs old and New>
という著書の存在です。

Fagan氏よると
古代の占星術は
本質的に月を重用していた
そうです。
月星座で人を分類していた
のだとか。

バビロニア人はまた
惑星の位置について
月のノードからの
距離を重要視していました。

また、彼らは
牡羊座0度の
ノースノードから
始まる特別なゾディアックを
採用していました。

トロピカル星座とは別の、
今でいうドラコニック星座を
星占いに使っていたのです。

ビクター・オリバー氏は
「5千年にわたる太陽・地球ベースの
 支配的な占星術の後、
 ついに月がノードを通じ、
 方向性を示すポイントとして
 ようやく再認識された。

 太陽は月の400倍の大きさで
 太陽は月より400倍遠い。
 地球人には太陽と月は同じ
 大きさに見える。
 太陽と月が同等であることに
 地球にいなければ気づけなかった」

と書き記しています。

<Zodiacs old and New>は
長らく絶版でしたが
今年の秋にKenneth Bowser氏によって
再出版される予定だそうです。

chasing.jpg
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