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ネイタル天王星とトランシット海王星180度の時期について [トランジット]

ネイタル天王星とトランシット海王星180度の時期について
天王星-海王星180-1.gif


2021年現在、1966-1967年生まれの人たちの
星回りです。個人差が現れる星回りで、
プライベート天体やアングルが関わっている
ほど影響が出やすいでしょう。

この記事はロバート・ハンド氏の
<Planets in Transit>を参考に
書いています。

このトランシット下で起きやすいこと。

①夢にも思わなかったような人生の局面
に接し、大きな意識改革が起きる。
現実の見方が変わる。

②オカルト、形而上学、占星術、魔法、薬物、
瞑想による意識の変化が起きる可能性。

③非常に理想主義的で急進的な集団と関わる
可能性。

④これまでの人生で培ってきた考え方全てを
 混乱させる力を持った新たな認識が入って
くる。

⑤変化の真っただ中にいて、最初のうちは
新しい意識と古い意識のつながりが
見えないものの、理解が進むと 
日常生活に新しい洞察を取り入れるための
必要なステップを踏むことができるよう
になる。

⑥心理学的な洞察と変化は大きいが、
あまり安定感はない。
 したがって必要に応じて変更できるよう、
状況を流動的にしておくと良い。

⑦度重なる変更が必要になるので、
この時点では永続的な仕組みをつくろう
としないこと。

⑧このトランシットの特徴は主に心理的な
レベルで発生する。
物質的な世界は革命的に生まれ変わった
 古い心理状態を反映して影響を受ける。

⑨混乱、疑念、不確実なことに反応する
可能性を最小に抑え、
 状況が落ち着くまで待つこと。

⑩意識の変化により、長期的な責任を継続
することが難しくなるため、
そのような要素は最小限に抑える。

⑪古い目標が意味を失っても、
辛抱していれば新しい心境に見合った
新しい目標が入ってくる。

⑫他の人からは気が狂ったと思われる場合も。
 気にしないこと。
 
⑬アイデアと意識の革命は人生の根幹の部分
であり、自分の道を追求することを
自分自身に許さなければならない。


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Emma Belle Donath さんは
ジョージ・オーウェルの小説「1984」と
天王星-海王星のアスペクトを
関連づけています。
(「1984」はITシステム(天王星)による
度を越した監視と洗脳(海王星)を描いた
未来小説)

実際の1984年は天王星-海王星が
ビギンタイルを形成し
米Apple社からMacintoshが発売され、
コンピュータ革命の大規模な広がりが
スタートしました。

また天王星-海王星がセミスクエアを形成した
1973年~1974年は仏教、禅、神道、その他の
東洋哲学が西洋文化に流入し、保守的な国や
伝統的なキリスト教会は一時的にバランスを
崩し、再調整が必要になった時期と一致するのだとか。

n天王星-t海王星180度の時期においても
程度の差はあれど
個人の人生の中で改革・転換を余儀なくされる
物事や状況と向き合わなくてはならないのでしょう。

2021年8月現在、天王星と海王星は
セプタイルを形成しています。
出生や進行の天体やアングルに
トランシットの天王星と海王星の
セプタイルが関わっていれば
スピリチュアルな直感やビジョン、
啓示に従い、献身的に使命を果たす
時期となるのかもしれません。

セプタイルに狂信的という意味があるので
上記の⑫、周囲から気が狂ったと思われて
しまうケースに関しては、
私自身はロバート・ハンド氏と少し意見が
違っていて、そうはならないように
TPOはわきまえたほうが良いと考えます。

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