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太陽-金星の外合について [トランジット]

2022年10月23日、
太陽-金星は外合になります。
度数は天秤座の29.44度。
太陽と金星の内合/外合は
五芒星を描きながら
8年ごとに同じサインを
1~2度ずつ逆行し、
約108年かけて
ひとつのサインを通り過ぎます。
天秤座での太陽と金星の合は、
約143年ぶりとなります。
sp-1.jpg
同じ日に逆行土星が順行に転じ、
二日後に日蝕を迎えます。
新たな価値観、新たな時代の幕開けと
考えても良いでしょう。

デメトラ・ジョージ氏が
金星のサイクルについて
約4000年前の神話から
シンボリックな考察を
されています。

<宵の明星である
 イナンナ/イシュタル)は
 神聖な結婚をする。
 そのあと冥界へ下り、姿を消し
 エレキシュガルに殺される(内合)。
 生まれ変わり、
 再び明けの明星として
 現れる(モーニングスター)。
 しかし最愛の夫が
 自分の不在に気づかず
 探しもしなかったと知って激怒し
 自分のかわりに夫を冥界送りにする。
 女神は孤独になり、
 落胆し、姿を消す(外合)。
 農業の生産性を果たせなく
 なってしまうので
 ほかの神々が介入し、
 夫との仲を取り持つ。
 彼女は宵の明星として
 再び美しい姿を見せ、
 夫と再び結婚する(イブニングスター)>

デメトラ・ジョージ氏によると
太陽-金星の外合は
失望、怒り、喪失感が許しに変わる
転換点であるそうです。

金星が宵の明星として
再び姿を現すまで二ヵ月の間に
個人的な生活だけでなく
集団レベルでも古い傷が解放されます。
優しさと思いやりを愛し、
新しい季節に向けて、
誰かと再びつながるための
準備をする期間になると
述べています。

またルディアは明けの明星サイクルに
生まれた人を<感じてから考える>性質、
宵の明星サイクルに生まれた人を
<考えてから感じる>性質であると
定義しています。
astro.butterflyさんは
明けの明星サイクル生まれの人には
「自己愛を学ぶ必要性」
宵の明星サイクル生まれの人には
「他者への愛を学ぶ必要性」
というテーマがあるとされます。

両方が大事ですよね。

ジオセントリックの金星は
欲望や物質的なもの、美や快楽など
身体感覚に結びついていますが
ヘリオセントリックの金星は
魂に直結し、喜びや楽しみは
外的なものに依りません。

ドラコニック金星は
魂が現世で取り組んでいる
<完全な愛の源>を表すとされます。

明日の講座では
金星についてあらゆる面から
掘り下げていきたいと思っています。

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