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ガブリエル(月の近地点/ペリジー)について [ディレクション]

5月の記事で
私のP月がガブリエル(月の近地点/ぺリジー)に合で
T冥王星も乗っているけど何が起きるでしょう?
特別な気付きがあったらまた報告します、と
書きました。

気付き、というか特徴的な出来事があったので報告しますね。

思いがけず、神道に関わる方とのご縁が続きました。
山羊座海王星世代の、若い方も含みます。
神様にすがって開運しよう、という今どきのノリではなく
もっとシリアスに日本を憂えているのです。
たとえていうなら
<ひふみ神示>を実践しているような方たちです。
でも今は震災や原発で日本中が危機感を持っているときなので、
<ひふみ神示>などの預言はもしかしたら
ひそかなブームになっているのかもしれないですね。

月の遠地点がリリスという悪魔の名を与えられているのに対し、
近地点はガブリエルという天使の名を与えられています。

「でも天使って他にもいるでしょう?ミカエルとかラファエルとか、、、
なんでガブリエルなの?」と思っていました。

調べると、天体や12サインには支配する天使がいるようです。
ガブリエルは月を支配する天使のようです。
なので月の近地点の別名がガブリエルなのは
ここから来たのでしょうね。

太陽 ミカエル
金星 アナエル
火星 サマエル
水星 ラファエル
月  ガブリエル
木星 サキエル
土星 カッシエル

このような対応になっているようです。

大天使ガブリエルは預言、ガイダンスを司る天使です。
聖母マリアに受胎告知をする天使、
審判のカードに描かれている
ラッパを吹く天使もガブリエルです。
ジャンヌ・ダルクに啓示を与えたのも
ガブリエルだと信じられています。

いちばんモチーフになっている天使ですね。

なのでP月がガブリエル合のタイミングで
神道や神示など預言に関わる人と出会うことが多かったのも、
感受点・ガブリエル効果のひとつかもしれません。
T冥王星も合のせいか、終末を予感させる重いものですが。

岡山県は岡本天明や黒住宗忠の生誕地で
神示、啓示と縁が深い土地柄です。
その地の大原美術館に
エル・グレコの「受胎告知」があること、
偶然ではないのでは、と感じています。
日本にあるのが奇跡といわれている名画です。

「なんでガブリエルは月に対応してるの?」と疑問でした。
天使は中性ですが
大天使ガブリエルは美しい女性(美少年?)の姿で描かれていますね。
処女マリアの部屋を訪れるのは、たとえ天使でも
男性として描くのはまずかったのでしょうか。
女性、そして受胎告知の天使なので子授けにも関連づけられて
月の支配天使になったのかもしれません。

これは松村潔先生の
「日本人はなぜ狐を信仰するのか」に書かれているのですが、
コプト教会のキリスト教徒たちはアヌビス神(冥府の番人)をガブリエルに
置き換えたそうです。

ガブリエル、実は犬なのです。

アヌビス→ダキニ(ジャッカル)→中国で狐に変換され、日本で稲荷と習合
という流れなのだとか。

ケルト地方でも空を翔る幽霊犬、妖怪犬(顔が人間、体が犬)の群れを
「ガブリエルの猟犬群」といいます。
「七鳴き」といって死を予兆する不吉な泣き声の伝承もあります。

犬は月とは関係が深いです。安産のご利益があると信じられています。、
それと同時に生と死の境界、異界との境界線を守る動物です。
タロットカードでは愚者のカードと月のカードに
吠えて危険を知らせる犬が描かれています。
稲荷信仰においてもお稲荷さんは穀神の眷属ですが
同時に異界との接点でもありました。

話を占星術に戻せば、感受点ガブリエルは異界との接点で
その予兆、前触れを知らせてくる場所なのでは、と思えるのです。
異界というと恐ろしげですが、芸能界、角界などといった
未知の業界、領域である場合もあるでしょう。

私たち東洋人は動物に聖なる力を感じます。
今は平気でペットを処分する人が増えていますが、
それでも、
「彼との出会いは、去年死んだ愛犬が巡り合わせてくれたのですか」
「この子が病気になったのは、私の身代わりになってくれたのでしょうか」
そんな風にペットを語る人は多いです。

愛犬や愛猫が、飼い主と誰かを引き合わせたり、
飼い主の身を案じて身代わりになるといった
不思議な能力を持つかどうかは正直なところ、わかりません。
しかし、ペットは飼い主の運気、家の機運に寄り添い、
前触れ現象のように病気になったり
死んでしまうことがあります。
逆にペットを家族として迎え入れるときも節目のときで、
「この子がやって来てから、変化した」
と思い当たることは多いようです。

愛するペットであると同時に、何か不思議な力が備わった存在のようにも感じている。
動物によってもたらされる、予兆、予感、前触れ。それはガブリエルの力なのでは。
受胎告知のように美しい天使の姿で現れ、人間の言葉を話してくれたなら
わかりやすいですが。

私のケースですが、
2006年のお正月のことです。
紙婚式のお祝いに父と母からもらった
重箱を、飼っている猫の一匹が
カウンターの上に跳び乗り、
下に落としてしまいました。
角の部分にヒビが入りました。

元旦やお節句の道具が壊れるのは
「不吉なお知らせ現象」であると、
高尾義政氏の「天中殺算命占術」という本で
知っていました。
私は節入りで空亡に入るところだったので
非常に気になりました。
壊れた物を早急に元通りにし、お祓いすることで
災厄を軽くすることが出来る、とあったので
重箱を修理に出そうと、いろいろ調べました。

「あれはもともとそんなに高価な重箱ではないのよ。
修理になんか出したら、すごく高くついてしまうよ。
ちょっとヒビが入ったくらいなら、そのまま使いなさい。
お金がもったいないから。気にしなさんな」
母がそう言ってくれました。

重箱を落とした猫は大晦日にも
窓辺に置いていた水晶を下に落として
割っていたのです。
私は重箱を修理に出しませんでした。
その年の6月、父の体にガンが見つかり、9月に亡くなりました。

猫は人間と同じ次元に暮らしているけれど、
やはりあちらとこちらの境界にいて、私たちにメッセージを運んできます。
わかる人には、それとわかる知らせを持ってくることがあるので、
やはり感性を磨いておくことが大切だと感じています。
お知らせを持ってくる御使い役はは動物とは限らず、
子供かもしれないし、虫や植物かもしれません。

預言、予兆、前触れ・・・正しく感じ取り、謙虚に感じ入り前向きに対処できるなら
未来は変わるのでしょう。

震災以降、「何かおかしい」「ちょっとヘンだな」と
感じている人は多いですね。
過去と同じ夢を見続けるのは
難しく、方向を変えるときのようです。
違和感は新しい展開の前触れをキャッチしている
せいかもしれません。





「狐とアヌビス、ガブリエルという関連では、過去に忘れた罪なども思い出させる。
因果を明確にする」







日本人はなぜ狐を信仰するのか (講談社現代新書)

日本人はなぜ狐を信仰するのか (講談社現代新書)

  • 作者: 松村 潔
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/02/17
  • メディア: 新書



成果を受け取る時期について [ディレクション]

先日、アメリカの大学進学を目指して
ずっと勉強を続けてこられた方が
念願の合格通知を手にされました。
40代に入ってからの挑戦です。

P新月は2009年6月14日。
9ハウス山羊座で起きています。
hitomiPsinngetsu2.jpg
この方は占星術をされていたわけではないのに
P新月のテーマを早く掴んでいて、
P新月直前のスランプの時期から
チャレンジを始められていました。

合格の知らせが届いたのは
先日の蟹座新月。
hitomishinngetsu1.jpg
ネイタルのASC、木星、月に対してセクスタイルでした。
P新月の起きた山羊座とはオポジションです。

対向のサインというものは常にパワフルです。
いちばんエネルギーが極まるポイントで、
次の成長段階に移行するために
対向するサインのエネルギーが流れ込んできます。
それは新たな可能性として、力になります。
天体によってはあっと傷つけられる体験をしたり
暗闇を感じる体験であったりします。
成果を受け取るためには、そこで手を離してはいけないのですね。

チャートの方だと、山羊座のP新月に対してのT新月のオポジションですから
T太陽の暗示する上位者、つまり大学側とのバトルに勝利した、ということになります。

プログレスの月相はゆっくりなので、2010年の8月23日にやっと2相になります。
アメリカでは新学期の始まる頃ですね。
2回目のP新月-T新月オポジションの星回りで
結果を手にされました。

こう書いてしまうと、すごく予定調和的で、もともと合格する運命だったように
感じられますが、トランジットが厳しかったのです。
リロケーションチャートの地平線に
土星-天王星のポジションがずっと居座っていました。

こういう星回りのとき、相手は省くことを焦点にしているので厳しい。
逆にいうと、本物なら残れるということです。
言葉の壁を越えるということと、学びたいテーマへの気持ちに
まったくブレがありませんでした。
ハードトランジットでも結果を出すには大切な要素だと思います。

何度か失敗を経験されて、うんと落ち込まれていたのですが、
ショックを受けても、両手は離してしまわない。いつも片手はつかまっている。
自信喪失しても、希望は持ち続けながら、努力を続ける。

そういった心の成果は、本当に報われることを実際に見させていただきました。
合格は、ひとつの通過点。
まだまだこの先、長いです。


最近はイージーな成功を望む人が増えている気がします。
成功したい。幸せになりたい。でも傷つくのはちょっと。。。といったような。

でもがむしゃらになって、泥まみれになって、必死になって努力する体験は
何にもまして得がたいと感じます。

一生懸命な気持ちが人生を輝かせてくれる。

何でも上手くいくラッキーな人、ツイている人にも憧れます。
でも無駄にツイているより、好きなことをがんばって
小さな達成感や充実感を積み重ねていく生き方ができればいいな。。。
と感じています。

ホロスコープと共時性 [ディレクション]

自分自身の出生チャートで人生のあらゆることは読めます。
父のこと、母のこと、配偶者のこと、子供のこと・・・全て。

興味深いのは、家族など身近な人のチャートの中に
自分自身を発見することです。

自分の月からT土星が去って、やれやれと思っていても
夫や子供の月に土星が来ていれば、
それは無関係ではありません。

また相手にとってT土星の役割をするのは
自分自身かもしれません。

じゃあどんな土星を演じようか、
厳しいけど愛のある土星になろう、
もっとも、そのことに気付くのは
相手がもっと成長してからになるかもしれないけれど・・・
などと考えます。

水星、金星、火星、木星、あるいはトランスサタニアン・・・いろんな役割を他人の人生でも
自分の人生でも演じることになります。
もちろんその逆も。多くの人がそれぞれの役割で自分の人生に
関わってくれています。

緻密に編まれたくもの巣のように、
縁という糸はつながっています。

占星術はそれを知る有効なツールといえます。

身近な人の運勢をチェックしておくことは大切です。
あれこれとアドバイスするためではなく
自分自身に関わる問題として把握しておくのです。
巻き込んだり、巻き込まれたりしながら
関わりあって、つながりあっていくものだから。

それに不思議な共時性を発見するのも
面白いものです。
sigosenpmangetsu-1.jpg
1重円が私の出生図、2重円が私の進行図、3重円が妹の出生図、4重円が妹の進行図です。

私と妹は今年、ほぼ同時期にプログレスの満月を迎えました。
二人とも子午線軸上での満月です。
それに度数なのですが

私: 太陽 双子座の10度-月 射手座の10度
妹: 太陽 魚座の10度- 月 乙女座の10度

姉妹そろって柔軟宮10度で起きました。
妹の新月は私の地平線で起きているので
アングルでの柔軟宮グランドクロスが形成されます。
妹のP満月は私自身にも強い影響がもたらされます。

だからといって妹と共同で何かをしているわけでは
ないのですが・・・
でも姉妹であることの縁の深さを感じました。
この星の配置は何を意味するか、どう生かすかを
日々考え中です。

12月2日から4日間、松村先生のパスワーク講座に参加します。
初日の太陽が射手座の10度なので
何らかのトリガーになる気がします。
それは私個人の変化にとどまらないという予感があります。

プログレスとトランシット [ディレクション]

2歳の長女と0歳児の次女を連れていた当時、
年配の女性の方々から
「あと三年もすればラクになるわよ」と
電車やバスの中でよく声をかけていただきました。

私が余程疲れた顔をしていたのか
ご自身の過去と照らし合わせて
励ましてくださっていたのか。

心遣いをありがたく思う反面、
「三年って。。。三年後ラクにならなくて良いから
今日1時間だけ休みたい」
なんて暗い気持ちになりました。

五年後の現在、本当にラクになったなあって思います。
振り返れば、あっという間だったように感じますが。

先が読めることでも、これだけ苦しいのだから
先の読めない苦労はどれだけ堪えるだろう、、、
と考えます。

占星術は未来を予測する学問ですから、
持って生まれた可能性をいつ発芽させ、どんな花を咲かせるか
ということがわかります。

でも、「種」の時期の人に、
「将来、こんな花が咲きますよ」
と伝えても、過去の私がそうだったように
余計にむなしくさせてしまうのでは、
と感じます。
今、この瞬間の気持ちの維持が難しいのです。
成果が現れなければ、続けていく気力を失ってしまう。

「種」とは新月期のことですが
物事をスタートさせていく大切なときです。
ただトランシットが厳しいと、なかなか進まない。
周囲から本格的に評価されるのは、まだ先です。
それまでは、自分で自分を認め、励ましていかなくてはならない、
雌伏のときです。

この間、友人がP新月のときは、
すごくツイていた、ラッキーだったと話し、珍しいなと思いました。
圧倒的に行き詰ったり、悩んだりする人の方が多いので。

見ると、P新月の上にT木星があり、場所は天頂の近く、9ハウスでした。
新しく始めたことは、スムーズに進んでいき、
このまま何もかも上手くいく、と思っていたのだそうです。

まだ何もしていないけれど、自分はダイヤの原石だから
誰かが見つけてくれるだろう、と。
いつか王子様が迎えに来るだろう、と。

けれどP満月では、土星-天王星の影響を受けることに。
友人は夢を手放したのか手放してないのか。

「アイデアはたくさんあるんだけど」
「やりたいけれど、多忙過ぎて時間がない」
「出来ないんじゃなくて、しないだけなの」

こんな厳しいトランシットのもとで
せっかくの花を開かせたくはない。
それなら、つぼみのままの方が良い。
友人の気持ちは理解できます。
でも、そのつぼみは咲くタイミングを逃してしまうのです。
「今がんばらなくて、いつがんばるの!」と
私も強く言ってしまいました。

「ホントは出来るけど、やらない」
「認めてくれる人がいなければ、やる気が出ない」

同じ言葉を繰り返しながら
年月だけが過ぎていきます。

変化を求めながら、本心では変わるのが怖いのだと思います。
成果が出る直前で、止めてしまう。
やり遂げたら、あきらかに以前の自分とは変わっていますから。

まだまだ人生は続きます。チャンスもあります。
友人にとっても私にとっても
この体験は学びの一つなのでしょう。

P新月直前、P新月というのは、やはり逆境の方が良いのでは
と思います。ここをイージーに通り過ぎると
その後、ハードトランシットに左右される
度合いが強まるように感じます。
事業も、創業時は苦労した方がいい、などと言いますね。

とはいうものの、先行きが見えなければ、
ときには落ち込んだり不安になったり
揺れ動くのは、ごく自然なことなのです。
占星術や占いに出来ることは何なのか、今も模索中です。


進行の新月・満月の起きる場所 [ディレクション]

進行の新月、満月はあまりにも長いスパン過ぎて、
「そんな昔のことなんて思い出せない」という人がほとんどです。

けれど、進行の新月や満月が起きる場所には、意味があります。
私の場合、進行の新月は夫とのコンポジットチャートの太陽の度数で起きました。
P新月が起きた当時、まだ結婚していませんでしたが。

P新月の度数が夫の太陽と同じ、というケースも最近みました。
その当時では、まだ夫と出会ったいなかったそうです。

パートナーと天体と絡んでいる場合、人生の目的が共有され、
ともに作り上げていく暗示が強まります。

しかし、いちばんよくみられるのは、
出生の天体の上でP新月やP満月が形成されるパターンです。
20090913-1.jpg

自殺したアイドル歌手、岡田有希子のP新月のチャートです。
この場合は出生図の金星の意味がクローズアップされ、
「金星を生きる」ことになります。
P新月が起きたのは1980年12月30日。
おそらく、この頃歌手になることを決意したのでは。
彼女はすごく早いスピードで夢を実現させたことになります。
金星の度数は乙女座11度。
強い意志の力で自分のできることは完璧にやり尽くす意味があります。
早い死でしたが、完全燃焼したのではないでしょうか。

P満月が出生図の天体の上で起きることも多いです。
その天体の状況を推察してみることで
今後のテーマを読んでみると良いです。



グループソウル~出生前新月 [ディレクション]

出生直前の新月のアスペクトやサビアンシンボルは
人生の根底を密やかに流れているテーマを教えてくれます。

新月とは太陽の意思を月に種付けをする時。
出生直前の新月から次の新月までの間に
生まれた人たちは種を同じくする兄弟、
グループソウルであると言えます。
タンポポの綿毛のように風に乗って
ある人は近くに。ある人は遠くに。
自分自身の運命を受け入れ、
根を張り、花を咲かせます。

大半の兄弟とは出会うこともないでしょう。
でも世界中にたくさん兄弟がいるんだと思うと
ちょっとワクワクしませんか?

30年に一度の新月・満月② [ディレクション]

初めてのブログはわからないことばかり。
今日も設定で手間取ってしまい、時間がかかってしまいました。
水星が逆行中にブログを始めるなんて、やはり私はアマチュア…
しかし!物事が上手く進まないなんて実は慣れっこだったりします。

「プログレスの新月」が形成されるサイン、度数、ハウスは重要です。
たとえば私の場合は牡牛座の26度、9ハウスで起こりました。
私にとってこの時期は、哲学・思想的な分野で
才能・特技を使い、他人にアピールしたり
身近な人と楽しく有意義な関係を築く
というイメージの種を蒔くときでした。
それが占星術だった、ということですが。

私の「プログレスの満月」は
双子座10度と射手座10度、10ハウスと4ハウスで形成されます。
9ハウスで蒔いた種を、10ハウスと4ハウスの分野で刈り取ろうと
するわけです。「新月」のときに思い描いていたイメージより
もっと実際的で、それでいて大げさで無理しがちな感じです。
もちろんハウスやサインをまたがないケースもあります。
1ハウスで新月、1ハウス-7ハウスで満月、という風に。

プログレスの月齢で見るのは、個人のバイオリズムです。
世間から注目を浴びるかとか、評価されるかなどは
7ハウスからのサイクル、トランジットの天体で読みます。

30年に一度の新月・満月 [ディレクション]

あけましておめでとうございます。
そして、はじめまして。リマーナすずと申します。
どうぞよろしくお願いします。

私がはじめて手計算でホロスコープを作ったのは13歳のときでした。
もっと真剣に占星術を勉強しよう!と決意したのは1994年、25歳の夏。
それは約30年に一度のサイクルでめぐってくる「プログレスの新月」のときでした。
あれから15年が過ぎた現在、今年の夏には「プログレスの満月」を迎えます。
「新月」のとき、本格的にスタートさせた占星術、「満月」の今、
そこから得た成果を多くの人に提供したくなり、このブログをはじめてみることにしました。

「星回りを見て欲しいんだけど…」という方には、「プログレスの新月」、
もしくは「新月直前」といった時期に当たっている方が多いように思います。
「プログレスの新月」のときにはそれまで持っていた価値観は刷新され、
人生上の深い目的意識が心の奥に芽生えてきます。

「プログレスの新月」の時期には自分の目的をはっきり意識し、
勇気を出して第一歩を踏み出すことをおすすめします。
新月の時期は人生の種まきの季節。
新たなライフサイクルの始まりです。
今の自分はスランプに陥っている、まったくやる気も出ないし
希望をもてない…そんなあなたは今、人生上の「新月直前」かもしれません。
そのつらい状況がずっと続くわけではないので、焦らなくても大丈夫です。

「プログレスの新月」つまり進行の太陽と進行の月が重なる星回りのことです。
パソコンの占星術ソフトを用いれば、簡単に知ることができます。
私の愛用しているソフトは占星術研究家の小曽根秋男先生の「Stargazer」です。
思い返してみるに、はじめてこのソフトを手に入れたのが「プログレスの新月」の時期でした。
PC98をゲットし、最初にチャートを出力したときの衝撃を忘れることはできません。
天文暦を片手にコンパスで円を引き、鉛筆でマークを書き入れていた私を
あっという間に過去に追いやってしまいました。
ぜひ手に入れて活用してみてください。

(「プログレス」とは一日を一年とみなす計算法で、たとえば生後一年の運勢を見るのに、
生後1日目の天体の位置を用います。20歳のときの運勢は、生後20日目の天体の位置が
示してくれるという伝統的な未来予知法です)

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