51歳の星回りとキロンについて。超スキルアップ！3重円集中基礎講座のお知らせです。

桐吉先生とタッグを組み
全力で取り組んできた
「超スキルアップ！集中基礎講座」ですが
いよいよ今月で最終回です。
ファイナルを飾るのは
キロン（カイロン/ケイロン）です。

キロンは土星と天王星の間を
めぐる軌道上にあります。
1977年チャールズ・コワルによって
発見されました。

ギリシャ神話の中で
キロンはケンタウルス族の
傷を負った賢者として
登場します。多くの英雄を
育てたとされます。

命名の由来については

①土星を父、祖父を天王星に
　持つため。

②土星と天王星の間
　行ったりきたり駆け回っている
　様子がケンタウルスのよう。

という二つの説があるのだそう。

医療を司る星であるため
占星家の間では
乙女座と6ハウスの支配星を
キロンにしては、という議論も
されてきました。

発見当時は小惑星として登録され
その後、彗星であることが
わかりました。そのため
キロンは小惑星番号2060と
彗星番号95Ｐ/chironの
二重戸籍を持っており、
半身半馬のケンタウルスを
象徴するエピソードとされます。

キロンは幼少期の心の傷、トラウマ、
過去に根ざした深い問題を
癒す力を司ります。

またメンター（医師・教師・預言者）
の星でもあります。
土星と天王星の橋渡しをする星とされ、
治療や学習、精神世界の探求など
時間を要するプロセスも
キロンの管轄となります。

小惑星としては小さいけれど
彗星としては一般的な彗星の
5万倍以上の体積を持ちます。

軌道上で溶けた微粒子を
長期間キープできるほど
強い重力を持つ
唯一の彗星でもあります。

キロンのコマ（彗星の尾）は
太陽に近づくとき融解し、
土星を超えて遠く寒い空間に
向かうとき、再び氷結します。

太陽の光を受けながら
遠くへ移動するとき
コマが再凍結し、氷の表面が
太陽の光をより明るく反射させます。

占星術ではキロンの
「融解と再氷結」のプロセスに
象徴的な意味を持たせています。

孤独で傷ついた人こそが
無知や無理解の暗黒世界に創造の光を
届けることができるのだと。

公転周期は約51年。
キロン回帰（カイロンリターン）は
50歳前後で起きます。
男性はテストステロンの低下、
女性は更年期や閉経を迎え、
健康上の問題が起きやすい時期
でもあります。

大病を患うなど危機的な状況に
陥ることも。
しかし、そういった状況から
気づきが得られたり、
大きな決断をする機会が
与えられます。

同時期にｎ太陽とp太陽がセプタイルを
形成します。
（ソーラーアークでは
　全ての惑星・感受点が　
　セプタイルを形成する時期）

自分は何者なのか、
残りの人生に何を望むのか。
運命的な予感やイメージに導かれ、
人生の目的を感じられる
道を行きたいという衝動に
かられます。

この時期、自分の学んだことで
他の人を助けることができるほど
成長しています。
二回目の土星回帰に向けて
道筋をつけたり
ステップアップをする時期と
なります。

講座ではキロンのさまざまな
現れ方についてお話します。

***************************************************

＜超スキルアップ！３重円集中基礎講座＞

日時：2/14（火）13：30-16：40
　　　2/18（土）20：00-23：10

テーマ：キロン全般

料金：9800円

詳細・お申込みは桐吉先生までお願いします。
http://twinkleastrology.blogspot.com/2022/01/lectures-skillup3.html

************************************************************************
どうぞよろしくお願いいたします。

チャートは私のカイロン・リターン。
キロンの数値はソーラーファイヤーと
スターゲイザーで約1度ほど違いがあり
回帰図では数日の差になります。
年齢ハーモニクスでは大きな違いになります。