EqA(Ep/イーストポイント）について

先日、ほしのや寿先生の緯度カフェ
(黄緯&惑星ノードを学ぶ会）に
参加した影響もあって
再びイーストポイントについて
考えています。

イーストポイントは個人のチャートにおける
赤道と同じ経度にあるASCで
別名「赤道アセンダント」と呼ばれます。

本来、天文学的には東点というのは別に
あるのでEP（イーストポイント）
という呼称は誤りで
Eqと表示されることが一般的になりつつあります。

石川源晃先生の著書では
「その人物の世俗的な名声、特に
　「高貴な生まれ」などの出身の内容を
　表示するといいますが、現代の社会では
　それが役立つことがありません」と
　説明されています。

赤緯0度地点を惑星が横切るとき
社会的にも大きなイベントの指標と
なりますが
EqA（Ep）は
パーソナルセンシティブポイントの
ひとつとして
ピックアップされています。

ASC関連では

・Equatorial Ascendant(赤道アセンダント）
・Polar Ascendant（北極アセンダント）
・Co- Asendant( 共同アセンダント）

などがあります。
アストロゴールドで表示されます。

Michael Munkaseyの
＜（PSP ）of Astrology＞によると

・EqA（Ep）は他人が自分を受け入れて
　くれているかどうか
　自己を評価する場所であり
　アイデアやイメージが誕生する場所、
　教えられた偏見、生まれつき持っている
　偏見に関するポイント。

・PoAは他人を自分の考えやアイデアに
　引き込む能力に関するポイント

・CoAは周囲の人々からなんとなく受け取る
　印象、肉体の感覚とは関係ない情報を
　受け取る能力に関するポイント

などに関係するそうです。
自分自身で検証していないのですが
どのような効果・影響があるのかを
追ってみるのも興味深いかもしれません。

EqA（Ep）に再び興味を持ったのは
緯度カフェに参加したことも
大きいのですが、
このシナストリに出会ったからです。

ある女性とそのお孫さんとの
シナストリです。

なぜかASCでなくEqA(Ep)に特徴が
出ています。

彼女のお孫さんは未熟児として誕生し、
懸命に治療したものの
NICUを出ることが叶わず
一歳の誕生日を迎えるまえに
天国に帰っていきました。

一度も抱っこできず、
写真を眺めるだけの存在でした。
初孫だったそうです。

彼女はこれまでの人生で
常にやりがいを持ち、
意志力を発揮して
多くのことを実現してきた
人でした。

しかし、今回のことは
どうしようもなかったのです。
60歳を過ぎてから、こんなに
心を痛めることが起きるとは、と
話されていました。

EqA（Ep)は黄道との交点ではありません。
個人の自由意志を超えた
宿命的なポイントです。
そう考えた場合、意志力や努力で
変えられるものは素晴らしい。

＜Bloom where God has planted you.＞
「置かれたところで咲きなさい」
という言葉があります。

宿命的で変えられない出会いがあるからこそ
今いる場所で精一杯できることをして
命を輝かせる
ということ教えてくれるのが
EqA(Ep)なのではないのか、と考えています。

シナストリで特徴が出る感受点なので
しばらく検証してみます。