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宇宙のリズムについて [その他]

以前、チャット占いで、「ラッキーな日時を教えて欲しい」という質問に
お答えしたとき、お客様が怒り出したことがあります。

「その日じゃあ、もうボーナスの査定は終わってるんですけれど!」

人間社会と宇宙はなぜ符号しないのだ、
合わなければ占いする意味がないじゃないか、ということで
お気持ちはすごくわかるのですが・・・

これは残念ながら、合わない場合もあります。
現在、社会で採用されているのはグレゴリオ暦であり、
社会を効率よく運営するための人工的な暦です。
占星術のような天体運動の不規則なリズムとでは
ズレがあるのです。

私たちは天体運動を考慮していない、
機械的な暦に沿って社会生活を送っています。

しかし社会全体は当然ながら天体の影響を受けているので
天体と同調している人は、
当然ながら響きあうように環境とも同調するようになってきます。

同じもの、つながっているもの、ひとつのものだからです。
占星術を活用する上で目指すものは、そのことなのだ、
と感じています。

私たちは幼い頃からずっと機械的な12:60の時計のリズムで
生きていて、宇宙のリズムと同調しにくくなっています。
マヤ暦は自然のサイクルと最も近い13:20のリズムの暦ですが
やはり人間が作ったカレンダーなので、2012年で終わっています。

占星術は宇宙と人や社会との
シンクロ二ティについての学問です。
100パーセント宇宙と同調し、
直感にしたがって生きる時代がくれば
占星術は過去のものになり、
もう必要がなくなるだろうと思います。

約30年周期のプログレスの新月。
新しいサイクルがスタートする重要な時期です。

しかし新月を迎えたとたん、何もかもがすぐに切り替わるわけではありません。

エレクショナル・チャートのルールではボイドの月や
新月は使いません。月が再び輝き出すまで12時間は
待ちます。

P新月が再び輝き出す2相になるまで
どれぐらいかかるでしょう。
正確に太陽と月が0度になってから2相の13度になるまで
約1年2ヵ月ほどかかります。

この時期は不思議なことが起ります。
新しい世界に自分を割り込ませるかのごとく
夢、願望、意思を強く押し出す(種付けをする)時期なので、
注意深く過ごしていると環境から反応が必ずあるのです。

その後を方向づける重要な出会いが必ずといって良いほどあります。

ただ機械的な時間に同調していると見過ごすかもしれません。
暗闇で先が見えないときだからこそ、魂に耳を傾け、直感に従って進みます。
すると自分にふさわしい環境に投げ込まれていきます。

私の場合だと、プログレスの新月を迎えた時期、
勤めていた会社をリストラされました。
この時代、リストラを経験されている方は多いでしょうが
凹みますよね。正直、ショックでした。

社会の規則的なリズムから、
ある日、ポイッと放り出されました。
そのときは自分の境遇を「最悪だ!」などと感じていましたが
今思えばすごくラッキーなことでした。

病気で今までのリズムから離れるケースも多いですね。
退職したり、人との別離があったり。
とまどうし、停滞感を感じる場合が多いと思います。

でもそれってすごく幸運なのです。
その空白、その狭間のときに、
宇宙とのチューニングが開始されます。
社会生活を順調に営んでいる人と
自分をくらべると
「私、何をしているんだろう」と遅れをとっているような
感覚に陥ってしまうこともあります。

でも、そういうときこそが、いちばん重要で、チャンスの時期なんです。
新しいものが始まるためには、
今までのものは終わらなくてはならないのです。

ずっとずっと停滞していると、停滞したままのリズムが機械的に繰り返されて
もう先に進んで良いのに、気持ちは停滞になれてしまって後ろ向きのまま
という人も多いですね。

サインでいうと、双子座、射手座、魚座、乙女座。とくに乙女座。
1995年~2008年の間、ずっと冥王星は射手座に、
2003年~2011年の間、魚座は天王星に、
昨秋までの約二年半は乙女座に土星があり、
疲れが残っている感じ。

(天王星はいったん牡羊座に抜けますが
再び逆行し、2010年8月14日~2011年3月12日まで魚座に留まります。
土星も今年の4月8日~7月21日まで再び乙女座を逆行します。)

もちろん天体のパワーを
プラスにとらえて、元気な人も多いですが、
なかなか停滞感がぬぐえない人も多いのでは。

土星が去った、山羊座が去った、よっしゃパワー前回だ!
木星が来た、絶好調だ・・・とは、なかなかなれないものです。

ウォーミングアップは必要です。
少しづつ、はじめれば良いと思います。






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