木星と土星の合 [トランジット]
占い師の方に鑑定を依頼されることが増え、
とても光栄に思っているのですが、
とても素敵な占い師ネームをお持ちの方がいらっしゃいます。
師匠に名前を頂くケースも多いようですね。
教え子への愛情が感じられ、
名付け親である先生のお人柄を感じさせます。
お話を伺うと、何でも先生のマイブームが名前に反映されるらしく
イタリア料理に凝られているときに、イタリア料理っぽい名前を
頂戴してしまった方もいらっしゃるとか。
・・・カルボナーラとかでしょうか（笑）
私の＜リマーナすず＞という名前は、苦しまぎれに付けた名前です。
「リマーナすずという占いネームは、本名が鈴木さんだから？」と
聞かれることがあるのですが、関係ないです＾＾
本名はモリと言います。
今から11年まえ、「赤ちゃんが欲しい」という雑誌の星占いを依頼されたとき、
最初は本名で、とお願いしていました。
当時の担当さんは編集長の方だったのですが、こう言われました。
「本名ではなくて、占い師ネームを考えてください」
「（・・・なんで本名ダメなのかな？）ええと、
それでは＜保谷の森＞という名でお願いします」と私。
当時、保谷市（現：西東京市）に住んでいたのです。
「ダメです、そんなの！そういうことではなくって！
もっと占い師らしい、ロマンティックでミステリアスな、
もっとこう、キラキラした名前にして頂きたいのです。
ムーンプリンセス・妃弥子というような」
一瞬、言葉を失いましたが
ああ、そういうことかと、ようやく合点がいきました。
「はい、考えておきます」と答えたものの、気持ちはかなり怯んでいました。
＜普通＞が良かった・・・というのが本心ですが、
「占い師は平凡じゃダメなんだよ、やっぱり！
愛先生なんて、おじさんなのに＜マドモアゼル＞だよ！
それぐらいの非日常感が占い師には必要なんだよ！」と自分を奮い立たせてもみました。
でもいざ自分で名乗るとなると、なかなか勇気が出ないのです。
アイデンティティの壁があるというか。
当時、松村先生の＜原宿虎の穴＞という講座に通っていたので、
先生や講座仲間のみなさんに
何かヒントをもらおうと相談してみることにしました。
まついなつき先生は、もう本名での仕事を確立されていたし、
他の方たちも雑誌や講師のお仕事をされてたけれど、
本名か、本名に近い名前でお仕事されていました。
松村先生は
「鉱物からとれば？」と一言。なんで鉱物とおっしゃったかはよくわからないけれど、
キレイな名前の石が多いからなのかもです。ラピスラズリとか、アレクサンドライトとか。
鉱物は登石麻恭子先生が詳しくて、いろいろ石の名前を教えてもらったりもしました。
でも、なかなか決められず。
原稿依頼を受けたときは２０００年のＧＷだったのですが、
もう、このときの天体配置から名前を考えることにしました。
牡牛座に天体が集まり、グレートコンジャクション（２０年に一度の木星と土星の合）が起きています。
リマーナすずという名前はこのグレートコンジャクションにあやかりました。
リマーナすず＝鉛と錫。リマーナ（鉛：土星の支配鉱物）すず（錫：木星の支配鉱物）です
木星土星の象意のように、地道に続けられますようにと願ってつけました。
ネタばらしするとかなり地味ですが、これでもかなり＜キラキラ＞した名前のつもりです。
今でも名乗るときは、少し赤面してしまうのですが（汗）
このブログを始めてからは、「すずさん」と呼んでいただく機会が増え、
最近、やっとこの名前が好きになってきました。
牡牛座は私のホロスコープでは９ハウスを支配しています。
９ハウスにはＮＯアスペクトの牡牛座水星を持ちます。
この頃、雑誌とのご縁があったいうのは興味深いです。
夫の初めてのコミックスが出たのもこの頃でした。
９ハウスは出版です。もちろん海外旅行に出かけたり、留学や大学に入ったりと
他にも９ハウス的事象はたくさんあります。
木星と土星は社会的な流れを作りだします。身の丈（土星）に沿った発展（木星）です。
合のあと、オポジションを形成するのは１０年後です。
１０年というのは人が振り返りやすい単位です。それなりに積み重ねてきたものが見えます。
リマーナすずは誕生して10年を過ぎたので、ちょうどターニングポイントです。
2000年の牡牛座でのグレートコンジャクションはホロスコープのどこで起きたでしょう？
近くにネイタルの天体はありましたか？
去年、今年とオポジションを形成しましたが、どのハウスでしたか？
今の自分に必要なテーマが現れていると思います。
それは苦手なことかもしれません。
次の10年を視野に入れて進みましょう。
次回のグレートコンジャクションは２０２０年12月、水瓶座の０度で起きます。
まついなつき先生が幻冬舎のwebマガジンで連載していたエッセイ＜ツキが半分＞です。
http://webmagazine.gentosha.co.jp/matsuinatsuki/vol71_matsuinatsuki.html
占い師らしい名前を考え出すのに苦労していたのは私です。
これから占い師を目指す方は必読かも？とにかく面白いです。
とても光栄に思っているのですが、
とても素敵な占い師ネームをお持ちの方がいらっしゃいます。
師匠に名前を頂くケースも多いようですね。
教え子への愛情が感じられ、
名付け親である先生のお人柄を感じさせます。
お話を伺うと、何でも先生のマイブームが名前に反映されるらしく
イタリア料理に凝られているときに、イタリア料理っぽい名前を
頂戴してしまった方もいらっしゃるとか。
・・・カルボナーラとかでしょうか（笑）
私の＜リマーナすず＞という名前は、苦しまぎれに付けた名前です。
「リマーナすずという占いネームは、本名が鈴木さんだから？」と
聞かれることがあるのですが、関係ないです＾＾
本名はモリと言います。
今から11年まえ、「赤ちゃんが欲しい」という雑誌の星占いを依頼されたとき、
最初は本名で、とお願いしていました。
当時の担当さんは編集長の方だったのですが、こう言われました。
「本名ではなくて、占い師ネームを考えてください」
「（・・・なんで本名ダメなのかな？）ええと、
それでは＜保谷の森＞という名でお願いします」と私。
当時、保谷市（現：西東京市）に住んでいたのです。
「ダメです、そんなの！そういうことではなくって！
もっと占い師らしい、ロマンティックでミステリアスな、
もっとこう、キラキラした名前にして頂きたいのです。
ムーンプリンセス・妃弥子というような」
一瞬、言葉を失いましたが
ああ、そういうことかと、ようやく合点がいきました。
「はい、考えておきます」と答えたものの、気持ちはかなり怯んでいました。
＜普通＞が良かった・・・というのが本心ですが、
「占い師は平凡じゃダメなんだよ、やっぱり！
愛先生なんて、おじさんなのに＜マドモアゼル＞だよ！
それぐらいの非日常感が占い師には必要なんだよ！」と自分を奮い立たせてもみました。
でもいざ自分で名乗るとなると、なかなか勇気が出ないのです。
アイデンティティの壁があるというか。
当時、松村先生の＜原宿虎の穴＞という講座に通っていたので、
先生や講座仲間のみなさんに
何かヒントをもらおうと相談してみることにしました。
まついなつき先生は、もう本名での仕事を確立されていたし、
他の方たちも雑誌や講師のお仕事をされてたけれど、
本名か、本名に近い名前でお仕事されていました。
松村先生は
「鉱物からとれば？」と一言。なんで鉱物とおっしゃったかはよくわからないけれど、
キレイな名前の石が多いからなのかもです。ラピスラズリとか、アレクサンドライトとか。
鉱物は登石麻恭子先生が詳しくて、いろいろ石の名前を教えてもらったりもしました。
でも、なかなか決められず。
原稿依頼を受けたときは２０００年のＧＷだったのですが、
もう、このときの天体配置から名前を考えることにしました。
牡牛座に天体が集まり、グレートコンジャクション（２０年に一度の木星と土星の合）が起きています。
リマーナすずという名前はこのグレートコンジャクションにあやかりました。
リマーナすず＝鉛と錫。リマーナ（鉛：土星の支配鉱物）すず（錫：木星の支配鉱物）です
木星土星の象意のように、地道に続けられますようにと願ってつけました。
ネタばらしするとかなり地味ですが、これでもかなり＜キラキラ＞した名前のつもりです。
今でも名乗るときは、少し赤面してしまうのですが（汗）
このブログを始めてからは、「すずさん」と呼んでいただく機会が増え、
最近、やっとこの名前が好きになってきました。
牡牛座は私のホロスコープでは９ハウスを支配しています。
９ハウスにはＮＯアスペクトの牡牛座水星を持ちます。
この頃、雑誌とのご縁があったいうのは興味深いです。
夫の初めてのコミックスが出たのもこの頃でした。
９ハウスは出版です。もちろん海外旅行に出かけたり、留学や大学に入ったりと
他にも９ハウス的事象はたくさんあります。
木星と土星は社会的な流れを作りだします。身の丈（土星）に沿った発展（木星）です。
合のあと、オポジションを形成するのは１０年後です。
１０年というのは人が振り返りやすい単位です。それなりに積み重ねてきたものが見えます。
リマーナすずは誕生して10年を過ぎたので、ちょうどターニングポイントです。
2000年の牡牛座でのグレートコンジャクションはホロスコープのどこで起きたでしょう？
近くにネイタルの天体はありましたか？
去年、今年とオポジションを形成しましたが、どのハウスでしたか？
今の自分に必要なテーマが現れていると思います。
それは苦手なことかもしれません。
次の10年を視野に入れて進みましょう。
次回のグレートコンジャクションは２０２０年12月、水瓶座の０度で起きます。
まついなつき先生が幻冬舎のwebマガジンで連載していたエッセイ＜ツキが半分＞です。
http://webmagazine.gentosha.co.jp/matsuinatsuki/vol71_matsuinatsuki.html
占い師らしい名前を考え出すのに苦労していたのは私です。
これから占い師を目指す方は必読かも？とにかく面白いです。
2011-09-20 17:28
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コメント(10)
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すず先生のお名前の由来、
興味深く読ませていただきました。
そうだったのですね☆
ときどき、なんですずさんは
リマーナすずさんなんだろ。。。と
思ったりしてました。
素敵なお名前です！！
by ぴょん (2011-09-22 08:36)
お久しぶりです。
そういう経緯でお名前をつけられたのですねー。
わたしはレイキの師匠に名前をつけなさい。といわれて
月華とつけて
そこから仕事名になりました（笑）
by 月華 (2011-09-22 12:57)
先生のお名前の由来、楽しく拝読させていただきました。
リマーナすず先生のお名前、下のお名前が本名の「すず」さんなのだとばかり思っていました。
とてもかわいらしいお名前ですが、由来は「グレートコンジャンクション」なのですね。
先生のお名前、由来を伺い、さらに好きになりました。
占い師さんになる気は、わたしにはないのですが、いっちょう「火星海王星合」で鉱物で占い師ネームを付けてみようかしら。先生にあやかって＾＾
by RINA (2011-09-22 13:35)
すず先生、コメントの連投すみません（汗）。
すず先生へのコメントを書いて、
リンク先のまつい先生のエッセイ（なんか、ためになりました）
を読んでから、九星推命（？）をやっている友達の家に
遊びにいったのですが、その友達が開口一番
「今、占い師として使う名前を考えてて。。。
どれがいいか見てもらえる～？」って
言うので、わっ！シンクロッって一人びっくりしました。
その友達は命式で欠けている部分を補う
画数で考えているそうです。
子どもの名づけより悩みそうですね。。。
by ぴょん (2011-09-22 21:49)
☆ぴょんさん、コメントありがとうございます！
最近、「なんですずさんは＜リマーナすず＞なの？」と
聞かれることが増えていたのです＾＾
占い師の名前はいろいろで、
神様の名前を頂戴している方もいらっしゃいます。
格の高い名前を持って、名前負けにならぬよう
精進するのも良いかと思います。
名前は屋号でもあり、重要ですよね。
私はすごく安易に考えていました。
by リマーナすず (2011-09-23 13:39)
☆月華さん、コメントありがとうございます！
＜月華＞は月下美人を連想させる神秘的な名前ですね。
字面を見るだけで銀色の月光が脳裏に浮かぶような。
漢字の名前は良いですねー
私も漢字にすれば良かった・・・などと
今更ですが思います。
by リマーナすず (2011-09-23 13:44)
☆ＲＩＮＡさん、コメントありがとうございます！
名前というのは、不思議な力があるようで、
たとえば私の場合は本名での自分と＜リマーナすず＞の自分では
あきらかにキャラクターが違います。
＜リマーナすず＞は真面目な占星術オタクといった人です。
火星海王星由来の名前を持つとなると、
ＲＩＮＡさんはかなり妖しい人になるかも（笑）
by リマーナすず (2011-09-23 13:51)
☆ぴょんさん、コメントありがとうございます！
命式で欠けている元素を補う名前ですか。
本格的ですね！うーん、悩みそう（笑）
姓名学は詳しくないのですが、五行のバランスは
重要なようですね。
今、「ゲド戦記」を読んでいるのですが、
通り名と真の名を持つという世界観です。
名前は、贈り物＜祝＞であり、＜呪＞なのですよね。
自分にどんな＜呪＞をかけるのか、
それが自分に名を与えることなのだと思います。
by リマーナすず (2011-09-23 14:04)
お久しぶりです。
すずさんの名前の由来は、そういう意味だったんですね＾＾
特別な違和感もなく「すーと」入ってくる素敵な名前と思います！
確かに「占い」をする方って名前だけでなく、服装も何故か
ミステリアス？ですよね。知人の知人くらいの知り合いに占い師が
いらっしゃるんですけど、「何処で売ってるんですか？」っていう
お洋服来てました＾＾；
by 凛子 (2011-09-24 22:53)
☆凛子さん、コメントありがとうございます！
素敵な名前と言ってくださってありがとうございます☆
マリーナさん、と言われることも多く、
マリーナでも良かったなあ、なんて思います＾＾
私の友人にも超美形で、ミステリアスな
ファッションに身を包んだ占い師がいます！
黒猫と水晶玉が良く似合います・・・
by リマーナすず (2011-09-26 00:15)