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リリスの9つのステージについて/リリス講座を開催します。 [リリス]

今月末のオンライン講座は
引き続きリリスで、
トランシット、プログレス、シナストリ
を取り上げます。

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<リリス講座>

(第41回 オンライン講座)

日時:11月25日(金)20:30-22:30
  :11月28日(月)13:00-15:00

テーマ:リリスのトランシット、プログレス、
    シナストリ

料金:3800円

お申込みはギンコさんまで
pbzuag@yahoo.co.jp

どうぞよろしくお願いいたします。

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今日はリリスの9つのステージに
ついて。

TOM JACOBS氏は著書
LILITH HEALING THE WILDで
リリスの元型を9つのステージに分けて
説明しています。

簡単にまとめると
以下のプロセスを経るのだそう。

第1段階 自己主張しない、問題を口にしない。

第2段階 意見を捻じ曲げられる、
    支配、虐待、抑圧を経験する。

第3段階 慣れ親しんだが、
     苦痛を感じる場所を離れる。

第4段階 トラウマになるような選択を
     強いられる、家や社会との
つながりが断たれる、
残酷な現実が待ち受ける。

第5段階 激しい怒り、復讐を決意する。
     誘惑する、悪魔にされる。

第6段階 悲嘆にくれる、被害者としての
アイデンティティを手放す。

第7段階 自分の身に起きた全ての事を
他人のせいにせず責任を持つ。

第8段階 リリスとして自分の居場所を
再構築する。

第9段階 再びリリスとして戻る。
世界に再挑戦する。

男性を誘惑したり、子どもを殺す
リリスのイメージは第5段階。
第6、7段階などは生半可ではないと感じます。

あらゆる人がどこかの段階に
はまりこんで抜け出せていないそう。
多くの人が無自覚な第一段階かも
しれませんね。

リリスの過程を
9段階に分けているということもあり、
仏教の<九相図>が思い出されました。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E7%9B%B8%E5%9B%B3
5~6歳の頃だったでしょうか、
<九相図>をテレビで偶然見てしまい、
夜になると<九相図>の女性に
添い寝されるという妄想に
とりつかれ、毎晩怖くて泣いていました。
虫のたかる音、雨の音、烏の羽ばたきの音、
今思い返してもリアルすぎる想像でした。
20代半ばに偶然、本物の九相図を
見る機会がありました。
「水木しげるの妖怪展」で妖怪の絵と並んで
展示されていたのです。
「なんで妖怪展に?」と驚きましたが
博物館で見る九相図は怖くはなかったです。

TOM JACOBS氏によると、世界中に
原始的な女性性、身体性、内なる野性と
いったものを怖れ、嫌悪する文化的な
背景があるのだとか。

ユダヤ教では精液の浪費について
厳格な規定があり、
夢精という自然な生理現象さえ
サキュバス(リリス)の仕業として
忌みました。
中国の鬼交も占星術の象意に分類するなら
リリス案件かもしれません。
美しい女性も死体になれば醜く腐るという
自然現象を描いた九相図は
僧侶が色欲を断つために用いられました。

リリス・スターのアルゴルは
牡牛座の後半にあり、
松村先生の著書「牡牛座について」
によると、24度付近は生存本能を
かき立てる爬虫類脳を刺激するのだとか。
「爬虫類脳を抑制すると、
ヒトはもっと進化するというよりも、
土台の弱体化した建物を建てることに
等しく、むしろ全体性を見失った
ものとなっていく」のだそうです。

程度の差はあれど、
リリスは禁忌をおかすように
誘います。

リリスと関わらなければ
不快な思いのない、
小ぢんまりと消極的な世界に安住
できるかもしれません。
しかしリリスと再接続することで
自由や生命力を取り戻せます。
リリスは不文律に縛られない。
大胆にはみ出していく勇気が
持てるでしょう。

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