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子どものホロスコープ/土星-天王星のオポジションについて [子供のホロスコープ]

最近、乙女座土星-魚座天王星の180度を
ネイタルに持つ、
2008年-2009年生まれの方を
鑑定させて頂くことが続きました。
2023年現在、中学三年生。
進路を決めなければ
ならない時期で、
親にとっても悩みが深まる
時期です。
トランジットの土星が
ネイタル土星の対向サインにめぐる
「15の夜」の星回りでもあります。

2010年-2011年の子どもたちは
天秤座土星-牡羊座土星180度を
持っています。
カーディナル・クライマックス世代が
再来年には高校受験なのかと
感慨深いです。

土星-天王星のアスペクトは
世代相ですが
アングル、太陽、月、水星、金星
などとつながれば、その子の
際立った特性として表れます。

2007年-2009年の子どもたちは
保育園、幼稚園の頃から
「協調性がない」
「集団が苦手」といった
母親からのご相談が多かったです。
この世代は土星-天王星オポジション
だけでなく、海王星も水瓶座に
あります。
親や先生の常識の範疇を
軽々と超えてしまう
ユニークな個性の持ち主が
多いのでしょう。

ロバート・ハンド氏の
<Planets in Youth>は
ティーンエイジャーのために
書かれた本ですが
温かで洞察に満ちたアドバイスは
とても参考になるので
ご紹介したいと思います。
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<土星-天王星オポジション>

・人間関係が難しいと感じる。

・誰かと密接に仕事をしたり、
 ただ一緒にいなければならないとき
 自分の望みと相手の望みの間で
 常に緊張を感じる。

・グループの中で、他の人たちは
 変化を望んでいるのに、
 自分だけは現状を維持しようとしたり
 その逆もある。

・周囲の人々が自分の自由を制限した
 がったり、義務や忘れたい不快な
 出来事をしきりに思い出させようと
 しているように感じる。

・親しい間柄では、しばしば
 フラストレーションを抑え、
 関係を上手くいかせるために
 努力を続ける。しかしやがては
 緊張に耐えられなくなり、
 キレたり、相手に対して予想外の
 敵対的な行動をとったりする。
 
・突発的な感情の大爆発は、
 人々に予測不可能な行動を
 怖れさせるため、大きなダメージを
 与えかねない。

・緊張を徐々に解き放つことを
 学ぶこと。

・状況に耐えられなくなるまで、
 緊張を解き放つのを待たない。

・自分自身をよく知ること。

・誰かと出会ったとき、相手の反応
 だけでなく、自分の反応も
 よく見よう。

・自分自身を緊張させるようなことが
 あればすぐに注意する。

・できればそれを上手く指摘する。
 
・自分を緊張させる人を避ける。

・リラックスする。

・多くの人は何かを教えるために
 押さえつけようとする。
 
・自分ために、自分自身を
 抑制しなければならない。
 何がきっかけでを爆発したくなるか
 自分自身の態度を調べ、
 その部分を変える方法を見つけよう。
 
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子どもが土星-天王星の
コンビを持っていれば
育てにくいタイプかもしれません。

親が子どもに求める
「こうあってほしい」という
基準にこだわりすぎないように
してください。

また、ときには「普通の範疇」から
はみだすこともあるのだと
理解しましょう。

彼らは周囲の期待ではなく
自分自身のニーズや
タイミングで変わろうとします。

若い頃は生きづらい部分も
あるでしょうが
彼らなりに「大丈夫」な大人に
成長してくれます。

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