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占星地図③ [占星地図]

占星地図の続きです。

ネイタルでは何も通ってないけれど、プログレスで水星MCのラインが
関東を通った時期、私は結婚して東京に引っ越してきた、
ということを前々回にお話しましたが、

同じケースの人がいました。

出生図ではアングル近くに天体がないので、
日本近郊にラインはないのですが
進行図では通っています。
sachiko-MAP.jpg

この時期(プログレスの満月期です)、彼女は韓国人男性と結婚し、
現在、釜山在住です。

朝鮮半島を金星、土星のラインが通り、
釜山には木星ラインが。
もともと出生図に金星、土星の合に木星の90度があり、
Mapにすると金星ラインのそばには土星ラインも通るので
文句なしに幸運な場所か、という必ずしもそうではありません。

言葉も違い、いろいろ苦労もあると思うのですが、
あまりに自然に暮らしていて、外国に来ている感覚もないそうです。

あと外国の芸能人に夢中になって、もうそこに移住しちゃう!という勢いの人も
その国のあたりがパワーゾーンになっているケースが見られます。

好きなこと、夢中になることには、理由があります。

私の友人も香港スターや香港が大好きで、リロケーションしたことがあります。
ネイタルの9ハウスで金星、木星の合を持ち、その場所がMapでは香港でした。

彼女はMC-ICに土星-海王星の衝を持っていたので、その場所が日本でした。

仕事では何度、転職を繰り返しても忙しすぎる、報われないというパターンを繰り返していた彼女は
香港へ飛びました。

けれど広東語をろくに話せず、知り合いもおらず、勤め先は日本食レストラン。
上司は今までのパターンと同じ、抑圧的で犠牲を強いる日本人。
同僚もルームメイトも気の合わない日本人。
仲良くなれそうな東南アジアからの従業員もいたのですが、上司から
「彼らを信用してはいけない」と必要最低限の会話以外は禁止されていたとか。

朝から晩まで働き、休みはなく、逃げ出したくてもパスポートは会社が預かっている状態。
友人は何とかパスポートを取り返し、日本に戻ってきました。

彼女が香港に行っている間、悲壮な手紙が何度も届き、長い期間に感じられましたが
振り返ってみれば、その期間はたったの半年。

土星-海王星パターンから逃れられなかったのか。もう一度チャレンジすれば
また違ったのか。
旅行で訪れるのと、そこで暮らすのとでは当然ながら意味合いが違ってきます。

友人は今は日本で働いています。上司や異常な忙しさなど同じパターンの苦労をして、
あきらめつつもストレスを感じている日々です。

どんなに良い場所であっても、その場所に根をおろすまでは苦労だと感じます。
それが外国であれば、なおさらです。
その苦労に対して、やりがいや楽しさを感じられるかどうかに
尽きるような気がします。




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